楽天阿部寿樹内野手が、移籍後初めて名古屋に帰る。チームは17日からバンテリンドームで中日戦。昨年11月にトレードで加入するまで、7年間プレーした古巣だ。「お世話になった球団ですし、(ファンから)すごく応援していただいた。まずは元気な姿を見せられたらと思います」と意気込んだ。

慣れ親しんだ場所も、今では不思議な感覚。ベンチも一塁側から三塁側に、球場入りの動線もこれまでとは違う。「名古屋でホテルに泊まるのは初めて。(球場も)勝手知らないところになりますね」と笑った。

開幕まで残り2週間。特別な場所での試合も「一番は守備の面で、いろいろなポジションを守るので、その確認はやりたい」と先を見据える。本職は二塁だが、オープン戦では外野を守ることが多くなってきた。その他にも三塁、一塁を守るユーティリティー性を持つ。縦横無尽な守備で、ファンに新たな姿を見せる。

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