日本ハムの井川伸久新オーナー(61)と、小村勝新球団社長(57)が17日、札幌市内で就任会見に臨んだ。新球場エスコンフィールド開業と北海道移転20年目の節目での就任に、井川新オーナーは「しっかりと力強い一歩を踏み出さねばと、責任をひしひし感じている」と気を引き締めた。

バックネットまでの距離の問題で、改修を行わないことが決まったことに関しては「心配とご迷惑をかけ、申し訳ございませんでした。今後はルール重視の徹底と、ガバナンスの強化に取り組んでいきたい」と、あらためて謝罪した。

小村新社長は今後のビジョンに言及。「アジアには野球が盛んな地域はあります。そういった皆さまにもアプローチを仕掛け、世界から見てもらえるようなボールパークにしていけたら」と、Fビレッジの世界発信と、アジア各国からの集客を思い描いた。

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