右足関節骨折からの完全復活を目指す広島床田寛樹投手(28)が、開幕ローテーション入りを確実にした。

17日のオープン戦・オリックス戦に先発し、初回は森、2回は中川圭に適時打を許して序盤で4失点。だが3~5回は完全投球を続け「(左腕を)縦振りにする意識としっかり指にかける意識を3回から変えてすごくよかったので、それは次は最初からできるようにしたい」と投球が一変した理由を明かした。

ケガを負った昨年8月3日DeNA戦以来の打席にも立ったが、オリックスの先発・山下の前に2打席連続三振。「打って塁間走るのができなかったけど、打席に入るまでの準備の仕方とかはできたので。前に当てて走りたかったなと思いました」と振り返った。

新井監督は「今日しっかり投げられたということが収穫」と評価。さらに「一晩たって(右足首が)どうなるか、反応を確かめないといけない」と前置きした上で「床田の場合は、投げられる状態でもう決まっている。ローテの中にはね」と明言。痛みの再発などがない限り、開幕ローテーションの軸の1人としてシーズンの予定を立てていく。

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