西武デビッド・マキノン内野手(28=アスレチックス)が16日のWBC準々決勝、イタリア-日本を東京ドームで観戦していたことを18日、明かした。

当日は内野席で観戦したという。「イタリアのスティーブン・ウッズという投手と、エンゼルスで一緒だったデビット・フレッチャーがいたので。スティーブン・ウッズはサマーリーグとかで一緒にプレーすることがあって」と観戦に訪れた経緯を説明した。

侍ジャパンについては「どの国の代表とも普通に戦えるような選手たちが集まっていると思いますし、彼らがメジャーリーグのレベルでプレーしてても全然驚かないです。村上選手の二塁打はものすごい打球でしたし、岡本選手もいろいろな方向に長打を打てる選手で、とても印象に残りました。投手も世界トップクラスがそろっていました」とその力を絶賛した。

それ以上に印象的だったというのが「ゲンが試合に出られたことがまず、すごく良かった」。負傷を押して出場した、西武チームメート源田壮亮内野手(30)のスピリットに感服した様子で「山川さんの打席での姿もできれば見たかったです」と振り返った。

マキノン自身もここに来て日本の投手への対応を高めており、打撃も上り調子だ。「日本のファンの皆さんのエネルギー、盛り上がる熱い応援も見ることができたので、すごく楽しく興奮する試合でした」というWBCで、ペナント開幕へさらに気持ちを高めたようだ。【金子真仁】

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