日本ハムで選手会長を務める松本剛外野手(29)と副会長の上沢直之投手(29)が21日、北海道北広島市のエスコンフィールドで、同球場に設置する「選手会シート」の発表記者会見に臨んだ。ホームゲーム1試合につき12席のチケットを選手会が購入し、野球に限らず、さまざまなスポーツに励む子どもらにプレゼントする。4月14日から本拠地最終戦の9月28日まで実施予定。

松本剛は幼少期に巨人を応援するため何度も東京ドームに通い、キッズスターターを務めた経験もあるそうで「プロになりたいという強い気持ちを持つきっかけになった」という。「子どもたちにプロがプレーする姿を見てもらって『僕もなりたい』という思いを持ってもらいたい」と、選手会シート設置の意図を説明。上沢は「夢に向かって頑張ることの大切さ、必死にやることの重要さが伝われば」と期待した。

会見に出席した新札幌わかば小5年で、北広島空手スポーツ少年団の岩井慎さん(11)は「僕は今、黒帯になること、そしてオリンピックに出ることを目標に頑張っています。今日、こんなに近くでプロ野球選手の練習を見ることができて、光栄です。プロ野球選手の練習は、とても迫力があり、カッコイイと感じました」と感想を口にし「僕も今、掲げた目標に向かって、毎日努力を重ねて頑張っていきます」と意気込んだ。

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