ロッテの選手、コーチたちも侍ジャパンで戦う佐々木朗希投手(21=ロッテ)を応援するため、オープン戦前のロッカールームなどで、テレビ前に集った。

WBCに向けてチーム内でサポートしてきた黒木知宏投手コーチ(49)は、通常より早く球場に到着して試合準備を終え、メキシコ戦が始まる午前8時には万全の態勢を整えた。「しっかり3イニングを抑えたところを見て、心臓が飛び出しそうになりました。やっぱりすごいですね、朗希のボールは。メジャーのレギュラークラスのバッターを圧倒するピッチングにほれぼれしました」。4回に3ランを喫した場面には「野球なので結果というのはいろいろなことが起きますし、本人の中ではおそらく悔しい思いもあるかもしれないですけれど、胸を張っていいピッチングだったんじゃないかなと思います」とねぎらった。

安田尚憲内野手(23)も「すごい誇りに感じますし、日本代表としてプレーしている朗希の姿はすごい格好良かったです」。同学年で仲の良い村上宗隆内野手(23=ヤクルト)のサヨナラ殊勲打にも「さすがだなと。ああいう場面で打てるバッターは日本の主軸だと思うので、すごく勉強になりました」とチームで主軸を担わなければいけない自覚をさらに強めていた。【鎌田直秀】

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