WBCで世界一を味わった阪神中野拓夢内野手(26)が25日、チームに復帰し、約1カ月間の経験を振り返った。
「正直、まだ世界一になった実感があまりないというか。準決勝、決勝と出場機会があまりなかったんですけど、ああいう雰囲気をベンチで味わうことができた。そこは本当にいい経験になった」
この日は二塁の守備でノックを受け、その後もフリー打撃、走塁練習をこなした。大会期間中は主に遊撃手として出場したが、チームでは今季から二塁の守備を任される。早速遊撃を守る小幡、木浪と併殺などの連係面などを確認した。
「木浪さんにしても、小幡にしてもよくコミュニケーションを取る。(開幕まで)残り1週間くらいですけど、どこにボールが欲しいのかと、そういうのを含めてコミュニケーションを取っていけたら」
開幕戦からの出場を目指し、細部の精度を高めていく。