東京ドームでWBCフィーバーが継続している。隣接する野球殿堂博物館で24日から28日までの5日間限定で侍ジャパンが勝ち取った優勝トロフィーを展示されている。展示3日目の26日、開館時間前から長蛇の列ができた。午前10時時点の最後尾は都営三田線駅入り口近くのミーツポートエリア付近で係員から「入場までに7時間以上を要する」繰り返しアナウンスされた。

閉館時間が午後5時のためSNSでは「閉館に間に合わないかも…」、「もう1週間延ばしてもらうことはできないでしょうか」と悲痛な声が集まっている。

大会期間中の公式グッズ売り場は早朝6時から整理券が配られるなど大フィーバーだった。大会後も展示されている優勝トロフィー、1次ラウンド、準々決勝でのウイニングボールを一目見ようと多くのファンが集まっている。大谷翔平が決勝戦で最後の打者トラウトから三振を奪った直後に放り投げた帽子は米国野球殿堂博物館に寄贈された。

この日、東京ドームで開催される巨人-楽天のオープン戦最終戦はWBC準々決勝イタリア戦で5打点の活躍を見せ、お立ち台で「最高です」を連発し、決勝でも貴重なソロ弾を放った巨人岡本和真内野手が帰国後初出場する。