阪神村上頌樹投手(24)が先輩斬りに闘志を燃やした。12日の巨人戦で先発登板し、智弁学園時代の2学年先輩にあたる岡本和と初対戦を迎える。入団会見時から「全打席、三振取る」と対戦を夢見た尊敬する大先輩。21年8月以来となる1軍先発登板での注意点を問われると「先輩(岡本和)を抑えるだけです」と開口一番に答えた。さらに「高校時代はシート打撃でホームランを打たれちゃいましたけど、プロではアウトを取れるように頑張りたい」と意気込む。

左肩違和感で調整が遅れる伊藤将に代わり、1日のDeNA戦では秋山が先発も5回5失点で2軍降格。中継ぎ、先発両にらみで調整を続けてきたプロ3年目右腕にチャンスが巡ってきた。昨季は2軍で防御率、勝率の2冠を獲得したが、いまだ1軍戦は未勝利。「負けたくない気持ちはある。しっかりとこのチャンスをつかんで、ローテーションに入れるように頑張りたい」と初勝利を狙う。

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