1軍に初昇格した日本ハム・ドラフト6位のルーキー宮内が、1回無失点で満点デビューだ。

8回、3番手で中軸相手にマウンドへ。先頭の中村奨に2球目を左前打されたが、後続を断って追加点を許さなかった。チームの新人では4人目のデビュー。同期の活躍に「刺激も受けたし悔しさもあった」という右腕は「0で抑えるのが自分の使命なので100点だったかなと思う」と、胸を張った。

■11球3人斬り

河野が7回から今季初登板し、1回11球を投げて無安打、1奪三振で3者凡退に抑えた。今季は2軍スタートで18日に1軍登録された。2軍で磨き直した直球で押し込む投球を見せた。「真っすぐをしっかり投げられるようにと思ってやってきたので、それがいい結果につながった」。今季は中継ぎでの起用が中心となる見込み。「任されたイニングは0にこだわりたい」と語った。

■今季初猛打賞

谷内が、今季初の3安打で2打点を挙げた。「7番遊撃」で先発出場。猛打賞の活躍だったが、3回に自身の失策が失点につながったこともあり「今日の負けは自分のせいかなと思います」と反省を口にした。「何としても取り返したいという思い」で打席に入り「毎日練習していることが試合に結果として出て、それは良かったと思います」と語った。

■プロ初打点

プロ2年目の水野がプロ初打点を挙げた。「9番・二塁」で先発出場。2回1死一、二塁で右前適時打を放った。昨季21試合に出場したが、打点0でシーズンを終えていた。「下位からでも得点できるところを見せたい」と入った打席で点につなげた。「チャンスで回ってきて、最低でも進塁打を、と思っていました。いいところに抜けてくれて良かったです」と語った。

◆日本ハム松本剛(今季2度目の猛打賞に)「こつこつやれば出ると思っていた。チャンスを増やして(得点の)確率を上げていきたい」

◆日本ハム清宮(今季初の猛打賞に)「打球速度が出ているので、スイングが良くなってきている。やるべきことをやっていく」