ソフトバンク森唯斗投手(31)が24日、ペイペイドームで行われた1軍の投手練習に合流した。

27日の本拠地・楽天戦で今季初先発する。宮崎春季キャンプでは右内転筋痛で途中離脱したが、ウエスタン・リーグで結果を残して復活した。現在チームは5連敗中で4位。今季初の6連戦で先発ローテーションを再編し、2ゲーム差の首位ロッテを猛追する。

   ◇   ◇   ◇

森が今季初めてペイペイドームに姿を現した。まずは昨年より硬くなった本拠地のマウンドを確認。その後は斉藤和巳1軍投手コーチが見守る中、キャッチボールや短距離ダッシュで汗を流した。右腕は27日の楽天戦で今季初先発する。「状態は悪くないし、やることは変わらない。自分ができることをしっかりやりたい」と、意気込んだ。

昨季の9月16日に敵地楽天戦で、NPB史上最も遅い登板461試合目でプロ初先発を果たした。オフには本格的に先発一本勝負を決断。ハイペース調整で2月の春季キャンプは右内転筋痛で離脱したが、リハビリを経て3月に2軍に合流した。ウエスタン・リーグでは3試合に先発し2勝1敗、18回2/3を投げて防御率0・48と好調を維持していた。

「一発勝負だと思っている。やるしかない」。25日からは今季初の6連戦。5連敗中のチームは先発ローテーションを再編し、首位ロッテを2ゲーム差で追う。プロ10年目の森にもチャンスが回ってきた。2軍では「肘が飛んでもいい」という覚悟で投球。藤本博史監督(59)はその姿勢を評価し「そういう気持ちは今のピッチャー陣に必要だと思います。森はこっち(1軍)で投げるよ。気持ちがいいやんか」と話していた。毎朝7時からは筑後でアーリーワークを敢行。「トレーニングはしっかりやってました。しっかりやってきたので、いい方向に出てきている」と、手応えを感じている。

直近の先発登板は、20日の2軍オリックス戦。7回90球を投げ、3安打で自責点0だった。そこから中6日で1軍マウンドへ向かう。「早く投げたかったけど、下でやることをやって待つしかないと思っていたので」。長年ホークスの守護神として通算127セーブを挙げている鉄腕。決死の覚悟で、自身3度目の先発へ挑む。【只松憲】

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧