ヤクルト山田哲人内野手(30)が28日阪神戦(神宮)で出場選手登録される。

12日DeNA戦(神宮)の4回、三ゴロで一塁へ全力で駆け抜けた際に負傷し、交代。下半身のコンディション不良のため翌13日に離脱していた。

その後、23日に出場選手登録をしないまま1軍練習に合流。27日DeNA戦(横浜)も試合前の打撃練習で快音を響かせた。さらに守備練習も軽快に行い、約30メートルほどのダッシュもしっかりとこなしていた。

チームはこの日、今季初の5連敗を喫し、初めての借金生活に突入。4位に転落した。チーム打率は徐々に上向いてるものの12球団で唯一の1割台(1割9分6厘)と苦戦を強いられている。

4番村上も打率1割6分2厘で、三振数は12球団ワーストの35個と本来の姿とはほど遠い。そんな中、精神的支柱である山田キャプテンが戦線復帰すれば村上の負担も軽減され、打線に厚みが増す。チームが苦しい状況なだけに、キャプテンの復帰はこれ以上ないタイミングとなる。

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