下半身を痛め離脱していたキャプテン山田哲人内野手(30)が3番二塁でスタメン出場し、16日ぶりの復帰戦でいきなり安打を放った。6回先頭、阪神石井の137キロ直球を左前打。守備でも好守を見せた。以下、一問一答。

-1軍に復帰した感想は

「体もいい感じですし、フルで出ましたけど、痛いところもなく、スムーズにゲームに入れました。ゲームからちょっと離れていて、ボールとか見えないのかなと若干の不安はあったんですけど全くそんなことはなく、むしろ結構見えていた。何の違和感もなくスムーズに入れたと思います」

-復帰戦で安打が出た

「明日につながればいいかなと思います」

-守備でもいい動きがあった

「全然、動きも自分的にはしっかり動けていますし、しっかりさばけたので良かったかなと思います」

-チームは6連敗。明日に向けて

「もう切り替えるしかないですし、本当に技術、結果が全ての世界ですけど、やっぱり気持ちも大事かなと。テレビで見ていて思いましたし、勝ちたいという思いを持ってみんなやっているのは変わりないので。続けて、1人ひとりが勝ちたい気持ちでね、そういう気持ちを持っていれば、いずれいい方向に行くんじゃないかなと思います」

-若い選手の頑張りについて

「とにかくチーム全体を見て、どうしたら勝てるのだろうかとか、技術的な部分がやっぱりあると思うんですけど、僕が思うに、やっぱり心の部分かなと思うので、そこですかね」

-心の部分が前面に出てないのか

「いやいや、昨日の試合とかはすごく感じましたし、今日なんてベンチ入ってみましたけど、結果的には0点で完封負けという形になりましたけど、最後まで声も出ていますし、気持ちを前面に出している。1人ひとりがそういう気持ちを持っているなと実感した。あとはそういう気持ちさえ忘れなければ大丈夫なんじゃないかなと思います」

-ベンチでその思いは伝えた

「伝えてないですね。もとからみんなが思っていることですし、再確認というか。弱かったころ、何年前か。(19年に)16連敗した時とかもそうですけど、心がなかったというのは一緒にプレーしていて思っていました。そことは今は違う。いずれ上がって来ると信じてやるしかないと思います」