阪神ノイジーが守備で強肩を見せた。3点を追う6回1死一塁の場面。ヤクルト浜田の打球が左前打となり、代走として送られた並木が二塁を蹴って猛ダッシュ。助っ人はそこを見逃さなかった。「しっかり相手のランナーが走ったのが見えたので、いい送球をしようと心がけました」。すぐに捕球し、三塁へ低く送球。ワンバウンドした球は佐藤輝のグラブに吸い込まれ、タッチアウトに。昨季イースタン・リーグで24盗塁を決めた俊足の走塁を阻止し、ビーズリーの失点のピンチを救った。

甲子園では浜風にも対応しながら、ジャンピングキャッチと守備でも貢献する背番号7。次カードは甲子園で中日3連戦を控えており、子どもたちが多く観戦するゴールデンウイークこどもまつりデーとなっている。本拠地に詰めかけた子どもたちにもお手本のようなプレーを見せる。