楽天則本昂大投手(32)が、7回7安打3失点で今季初勝利を挙げた。前回登板まで4試合で先発し、合計25回1/3を投げ、その間の援護点は0。「いつもと変わらず、自分のできることをやろうと思った」と平常心でマウンドに上がった。

初回からストライクゾーン内で勝負を続け、少ない球数でオリックス打線を打ち取った。6回まで67球で3安打無失点。これまでとは一変して、打線から7点の援護をもらい、快投を続けた。だが7回2死から4連打を浴び、3失点。「両サイドをしっかり投げ分けできた。テンポ良くいけたが、今日勝っても、反省点の方が多い。そんなに満足はしてない。また次が来るんで、そこに向けてうまくやれたらいいかなと思います」と前を向いた。