広島が延長10回に一挙6得点を奪い、連勝を4に伸ばした。左太もも裏の張りから復帰した大瀬良は7回2失点。8回にターリーが不運な当たりで1点を失ったものの、9回に巨人体勢から韮沢、松山の代打攻勢で同点に追いついた。総力戦を制して、ビジター12連戦の長期ロードを4連勝発進とした。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

 

-終盤の粘り

新井監督 いや本当、連日ね。みんなの粘りには頭が下がります。

 

-延長10回は1点を勝ち越してもなお攻め続けた

新井監督 すごく大きかったですね。1点だけじゃなく。ここの球場は何が起こるか分からないですから。そういう意味ではキク(満塁弾の菊池)も、すごく大きかったですし、みんなが頑張ってくれた。

 

-9回は松山選手の連日の貴重な一打

新井監督 松山さん。松山さんの前(の韮沢)もそうですけど、みんないいところがありすぎて、どこを褒めていいか分からない。それぐらいみんながみんな頑張ってくれているので、うれしいです。

 

-復帰登板の大瀬良投手

新井監督 いや、ナイスピッチングですよね。マウンドでの気迫が伝わってきましたね。好調なジャイアンツ打線を相手に7回までしっかりと。さすがのナイスピッチングだったと思います。

 

-7回は打席に立たせて、その後もマウンドに

新井監督 彼には言っていたので。先頭のタカシ(上本)が出たらバント行くよと。事前に伝えていた。タカシもよく粘って見極めましたし、本当にみんながみんな、いいところがありすぎて。

 

-長期ロードを4連勝でスタート

新井監督 最後までずっと諦めないという、みんなの姿勢。投手も野手も全員頑張って戦っていく中で、みんな力を付けてきているなと思います。

 

-8回1死二塁から坂本選手を申告敬遠し、4番岡本選手との勝負を選択

新井監督 あそこはベンチの判断。坂本もすごく好調ですし、こっちの判断です。次の岡本もすごく振れているけど、塁を埋めた形の方が守備側のことも考えて、こっちの判断で申告敬遠にしました。結果的に打ち取った当たりではあったんですけど、それも野球なので。でもニック(ターリー)もナイスピッチングでしたね。打ち取った当たりだったので。