DeNAが、今季ワーストの21安打15失点の大炎上で阪神に3タテを喫し、今季初の5連敗で首位から転落した。1回に佐藤輝の3ランで先制点を献上。1度は3回に宮崎の8号2ランで追いつき、牧の甲子園初となる連続アーチで勝ち越した。だが、4回に平良が近本に同点打を浴び、2番手三嶋が佐藤輝の満塁弾などでこの回6点を失った。三浦大輔監督は「この3連戦、打たれすぎた」と苦言を呈した。

同じ打者に痛打されたのが、最大の敗因だった。近本には計9安打を浴び、佐藤輝は計3発、9打点。三浦監督は「気持ちよく振られているし、同じ打者にやられすぎ。もう1回、対策を練り直さないと」と指摘した。阪神戦のビジターは京セラドーム大阪での開幕戦から6連敗。4月22日以来の首位転落だが、首位とは1ゲーム差で、16日の広島戦でバウアーに連敗ストップを託す。【久保賢吾】

▽DeNA三嶋(同点の4回1死一、二塁から登板し、阪神佐藤輝の満塁弾を含む3失点で今季13試合目で初失点)「めっちゃ悔しいです。平良に負けがついて、申し訳ないです」

▽DeNA平良(3回1/3を6失点で今季初黒星)「初回から3点取られてしまって、自分のリズムを作ることができなかったです」

▽DeNA牧(母の日に甲子園では自身初アーチとなる6号ソロ)「特別な日にホームランを打てて良かったです」

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