今季パ・リーグトップタイ5勝を挙げている首位ロッテの小島和哉投手(26)が、同席した阪神中野拓夢内野手(26)を「対戦が楽しみな選手」に指名した。

交流戦開幕前日の29日、都内のホテルで開催された「日本生命セ・パ交流戦2023」開幕記者会見で巨人丸、西武愛斗、阪神中野と登壇し、トークショーに参加。「セ・リーグはあまり同級生(同学年)がいないので対戦できたらと思います」と宣戦布告した。

それを受けたゲストでロッテOBの里崎智也氏(47=日刊スポーツ評論家)から、どんな球種で抑えるかを問われると「全部の球種を使って抑えたいと思います」と投球術ならぬ“トーク術”でかわした。続けて「初球の球種だけでも」と続けられ、今度も「真っすぐかスライダー」と“2球目”を投じて追い込んだ。さらに「内角か外角かだけでも」と要求された“サイン”には「もう言えないです」と首を横に振った。

自チームで期待する選手は角中勝也外野手(36)の名前を挙げ、「交流戦の打率がすごく高いので、打ってくださると思います」と期待。10年ぶりに首位で突入する交流戦に向け「ここまでは良い流れ。交流戦も気持ちは変わらずに、1つ1つみんなで勝っていきたい」と05年、06年と連覇して以来3度目の交流戦制覇に挑む。【鎌田直秀】

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