<日本生命セ・パ交流戦:阪神6×-5ロッテ>◇3日◇甲子園

阪神が劇的なサヨナラ勝利で連敗をまたしても2でストップさせた。延長11回1死満塁から途中出場の小幡竜平内野手(22)がプロ初となる中前へのサヨナラタイムリーでセパ1位対決の第1ラウンドを制した。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

(テレビインタビュー)

-最後は途中から出た小幡がいい仕事

「そうですね、交流戦に入って全部バント失敗だからね。西武(戦)から。本当にね、バントが成功しないんで。だからああいう展開になるのかなと」

-佐藤輝が出塁し、梅野がバントできず、安打で結果的にはチャンスが広がったが…

「いやいや、まあ普通にセカンドね、バントでセカンドいうところやったけど。それはラッキーですよね。はっきり言って」

-本来なら8回に大きな2点が入ってあのままというのが理想

「いやいや、まあ1点がね、3点差になったんでね。これで湯浅、大丈夫かなと思ったんだけど。なんか最初ちょっとエラーがあったのが、アレですね」

-前回は3人でピシャッといったが

「だいぶよくなってるいうのはね、前の登板であったので。前回の西武のときもね。まあ、どうかなな、今日はあんまりボール走ってなかったんかなあ、やっぱりね」

-打線は四球をうまく絡めた

「うーん、あのー、思ったよりもキレというか、バッターボックスの中ですごく良かったみたいで。初回もね、ヒット1本というか、ホームランの3点で、あれが大きかったんで、あれがなかったんで、ズルズル言ってたと思いますね」

-大竹の投球は?

「ホームランはちょっと予測してなかったね。いやーもう、1番の岡のところかな、加治屋を用意してたんで、ヒットでつながったら(交代)と思ってたけど、まさかホームランが出るとは思わなかったですね」

-加治屋、岩崎はいい投球

「そうねえ。あのままね、3人で終わってほしかったけど」

-この展開で後ろを考えるっていうことはない?

「いやいや、それはないですないです。はい。いやだから、最終的に勝ったんでね、負けてたら相当ね、責任感が強い人間だからショックだろうけど、最後にみんなの力で勝ったんでね。次はいいピッチングをしてくれると思います」

-9連戦の初戦は総力戦になった

「ねえ、先長いのに。おーん(笑い)。まあ、1つずつ勝つことがねえ、疲れもそんな出ないかも分からないですね」

-明日の相手先発は佐々木朗希

「いやいや、まあ普通にいきます、普通に。あんまり意識せずにね」

(ペン囲み)

-気持ちの面でも起伏の激しい試合だった

「ええ、1時間前に終わってるはずやのに(笑い)。おーん」

-小幡は最後に

「いやいや、あっこ木浪が最後ヒット打ったからねえ、木浪だいぶ落ちてきてるからね、調子。だから、足からめてねえ、ショートうまいこと代えかなと思てたのが、うまいこと打順ねえ、あそこで回ってきてねえ」

-9回はエラーが2つ出たり

「そうやなあ、最初のなあ、やっぱりなあ、バウンドがぽーんと跳ねとったみたいやけどな。まあ、あんまり大事なところで出んかったからな。今日はほんと失点に絡む、そういうエラーやったから。やっぱり、今まであんまり大事なところで出んかったからな。まあ、今日はね、ほんと失点にからむエラーやったからな。タイムリーエラーやなしに、エラーからの3点やったんで、まあ、いろんなことがあったよな9回はな。それも野球かもわからんけどな。向こうも貯金があってパ・リーグ1位のチームだから、そのへんは簡単には終わらないとは思っていたけど…でも、3点だったら大丈夫だかなと思ったな。はっきり言って」

-それでも勝ち切った

「ピッチャーみててもどうかなあ。こっちは勝ってたから、(勝ちパターンを)先使ってしまってたからな。そういう意味では、どうかなと思ったけどな。ほんまあとのピッチャーが頑張ってくれたからね。ほかのピッチャーが頑張ってくれたからね」

-西武戦はズルズルいきかねないと言った中で、きょうの勝利は

「そうやなあ。今日負けてたらズルズルいく負けやったやろうな、余計な。すっきり勝てればな、9回できっちり勝てればええけど、そんないつもずっといい流れではいかんしな。でも悪い流れの時になんとかしのいだのは大きいと思うね、やっぱりね」

-しのぐ中、主力だけでなく小幡ら若手が奮闘

「うーん。だからピッチャーも及川とか、あのへんがね、浜地にしても。浜地も悪かったけど、ああいう場面で同点で投げきったというのはこれからも大きいと思うけどね」

-岩崎の8回は相手の打順ではなく、もう湯浅が9回か

「うん、そうそうそう。向こうは右左ジグザグやから、どっからいっても一緒やから。たまたま左のポランコからだっただけで、それはそこまでもう右左は全然意識せんかったよ」