約1カ月ぶりの先発マウンドだった侍ジャパンの世界一メンバー、ヤクルト高橋奎二投手が5回途中でKOされた。

1点ビハインドの5回につかまった。9番岡から3連打を浴びるなどこの回2失点。ロッテ先発メルセデスが無安打投球を続ける中、これ以上引き離されるわけにはいかないと高津監督が降板を告げた。

序盤は球が荒れていたが3、4回は3者凡退で切り抜けた。特に4回は110キロ台のカーブと150キロに迫る直球で緩急をつけて3者連続の空振り三振と、復調を示す場面も見られた。

先月5日のDeNA戦(神宮)で4回8安打6失点と打ち込まれKO。翌6日に出場選手登録を抹消され、ファームで調整を続けていた。4回2/3を投げ5安打3四球3失点。前日、高津監督が「力みまくると思う」と話していたが、高橋も「先頭を出してしまい得点につながってしまった。力み過ぎて有利な投球が出来なかった」と反省した。

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