阪神シェルドン・ノイジー外野手が、2試合ぶりにスタメン復帰し、10打席ぶりの安打を放った。

「3番左翼」で先発。4回先頭、楽天辛島から中前打を決めた。8回には楽天小郷の失策を誘う右翼へのフライで好機拡大し、一時逆転への道を開いた。「ボールを捉える率を、もうちょっと上げていかなきゃいけないなっていうのはあります」と振り返った。

前日7日は今季2度目のスタメン落ち。ボール球に手を出す場面が目立ち、岡田監督も「俺も辛抱できひんからな、はっきり言うて」と話していた。初回無死一、二塁では、またもボール球を打ち返し二飛に倒れていたが、1本出るか出ないかでは大違い。6月の打率が1割を切る男にとって、久々の「Hランプ」が何よりの良薬になるに違いない。試合前には一番乗りでバットを持ってグラウンドに現れ、通訳を介し、今岡打撃コーチと会話するシーンも。必死に復調へのヒントを探し、ひとまず結果につなげた。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>