セ首位の阪神がサヨナラ負けを喫した。1点リードの9回、守護神の湯浅京己投手(23)が楽天小深田にサヨナラ3ランを浴びた。岡田彰布監督(65)は、あくまで前向きだった。「お前、負けゲームを勝たしてくれる展開やのになあ」と嘆いたものの、悲観はしていない。

「1つでも勝ち越して帰ったらいいんちゃう。そんな辛抱って、何勝何敗やねん、今。他のチーム、もっと辛抱せなあかんやんか。そんなん持たん。これで(交流戦)5割になったんかな。5分になったんやから、1つでも貯金つくって帰ったらいいんちゃう」と前を向いた。