DeNAが、首位奪取に向け、トレバー・バウアー投手(32)を次回登板で中4日で投入し、先発ローテーションを再編するプランが浮上した。順番通りなら、4日からのヤクルト3連戦(横浜)は大貫、石田、ガゼルマンだったが、6日の3戦目にバウアーを中4日で起用。ガゼルマンは7日からの巨人3連戦(東京ドーム)に回るとみられる。

1・5差で追いかける首位阪神戦も見据えた戦略となる。来週11日からは阪神3連戦(倉敷、甲子園)。前半戦は最後の直接対決で、一気にひっくり返せるチャンスにバウアーを投入することが可能となる。6月25日の同戦では7回途中3失点で5勝目をマーク。現在、自身4連勝中のサイ・ヤング賞右腕に再び虎狩りへの期待が高まる。

次回登板が中6日なら、前半戦は残り2試合の先発となるが、中4日での起用によって、3試合となる可能性も浮上する。6日のヤクルト戦後、中4日か5日で阪神戦に先発し、その次も中4日か5日なら15日からの広島3連戦(横浜)での先発が可能となる。先発投手陣との兼ね合いや状態を見極めながらだが、バウアーの存在が先発ローテの幅を広げる。

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