本塁打単独トップでの球宴初出場を目指す。日本ハム万波中正外野手(24)が10日、新球場エスコンフィールドがある北広島市の西部小を学校訪問した。
前日9日、楽天浅村栄斗内野手(32)が14、15号を放ち、リーグトップを走っていた本塁打数が並ばれた。子どもたちからエールを受け「元気をもらった。もっと結果を残して笑顔にしたい。何とか食らい付いて、オールスターには単独トップで出たい」と意気込んだ。
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0・5ゲーム差で追う4位楽天との3連戦は、本塁打キングを争う2人のマッチアップにもなる。4日ソフトバンク戦を最後に4試合連続で本塁打なしの万波に対し、楽天浅村が9日に1試合2発で追いついた。万波は「僕みたいな若手がタイトル争いするのは、そういうことの繰り返し。なんとか上位圏から離されないように。とにかく明日以降1本でも多く打って食らい付いていきたい」と強い口調で話した。
当然、食らい付くだけでない。その上も見据え、打席に立つ。残り6試合を終えると初の球宴が控える。「いやあ(単独)トップで出たい。本当にそう思いますし、まじで頑張りたい」。前半戦最後に量産し、晴れの舞台は“キング”の称号を胸に臨む心づもりだ。
初めての学校訪問では、178人の子どもたちに勇気づけられた。1年生から6年生まで複数の生徒とキャッチボール。終盤は「ホームラン打って!」とエールを送られた。「子どもたちの力ってすごいなと。元気をもらったっていうのが一番。もっとこの子たちを笑顔にできるような結果を残したい」と1段、ギアが上がった。
急きょじゃんけん大会も実施し、勝ち残った生徒に持ってきたグラブをプレゼントした。「最初は何にも考えてなかったんすけど、すごいみんな積極的に参加してくれていたので、決まっていること以外にできることないかなと思いまして。グラブをあげちゃおうって」。次は応援してくれる子どもたちにたくさんの本塁打を送り届け、真のキングへの道を駆けのぼる。【永野高輔】



