楽天田中将大投手(34)が、新スタイルで日米通算200勝まで5勝に迫った。
今季14度目の先発登板で、投球フォームを大胆に変更。これまでは、グラブを胸の高さに上げたノーワインドアップだったが、この日は同じ形でサイン交換を行った後、1度セットポジションのように三塁側に体を向け、左足を1歩引いてプレートを踏み直した。グラブもベルト付近に下げてから投球。「投げやすさです」。安定感を求めて決断した。
より、コースを厳しく突けるようになり、ストライクゾーン内で果敢に勝負した。9安打を浴びるも、7回85球。奪三振はプロ入り初めて0だったが、長打もなし。打たせて取り、2失点で今季5勝目を挙げた。それでも表情は引き締めたまま。先頭打者を出したのは3度。「勝っていけるようなピッチングではなかった。バックの守りだったり。いろいろ助けてもらいました」と仲間に感謝した。
新投球フォームもこれが完成ではない。「まだまだこれからです」。チームは6連勝。課題と向き合い、さらなる高みへ-。探求心は尽きない。【湯本勝大】
▽楽天石井監督(6連勝に)「しっかりと野手と投手で一丸となって戦えたかなと思います。失敗は失敗で反省してやっていければいい。今日は勝ちきったのがすごくいいのかなと思います」



