DeNAは前日と同じく中盤以降の追い上げ及ばず、ヤクルトに連敗を喫した。2カード連続の勝ち越しはならなかった。

三浦大輔監督(49)は「もう一押し、もう一踏ん張りというところですね」と切り出した。先発の石田は初回、4回と2失点ずつ。走者をためてからの“踏ん張り”が利かなかった。打線は6回、相手のミスに付け込み1点差まで迫るも“一押し”足りなかった。

7月は8勝13敗1分けで終了。5つの負け越しを喫し、4位巨人が0・5ゲーム差に迫る。

8勝の内訳は今永、バウアーが2勝ずつ、東、エスコバー、石田、山崎が1勝ずつだが、エスコバー、山崎の勝利は東が先発時。今永、バウアー、東の3本柱以外が先発した試合では、石田の1勝のみだ。カード勝ち越しが続かない苦境を示している。

指揮官は「(石田は)真ん中に集まりすぎたのかなと思います。(打線は)ちょっとずつ上向いてきているところでの、もう一押し。(7月負け越しも)まだ終わりじゃない。今日できなかった、もう一押し、もう一踏ん張りを来週、やっていけるように。上位のチームと当たりますから」と、広島、阪神との6連戦を前に誓った。

 

▽DeNA石田(4回7安打4失点で5敗目)「初回から連打で失点し、チームに流れを作れなかったことは反省点です。2回以降は切り替えを意識したのですが粘りきれませんでした」

 

▽DeNA楠本(4回先頭で逆方向の左越えに2号ソロ)「芯には当たっていましたが、まさか届くとは思ってもいなかったです。風のおかげです」

 

【関連記事】DeNAニュース一覧