阪神岡田彰布監督(65)が前日18日の9回猛抗議から一夜明け、球場入りした。

黒いサングラスをかけてバスから降りた指揮官。報道陣から猛抗議の要因となった二盗リクエスト判定について質問が飛ぶと、「しらんがな」と一言だけ言い残してグラウンドに向かった。

前日18日のDeNA戦では1点を追う9回1死一塁。代走熊谷が二盗を仕掛け、間一髪のタイミングがリクエスト判定の末にセーフからアウトに覆った。

その際、ワンバウンド送球を捕球した京田が左足で二塁ベースをブロックし、熊谷のベースタッチを防ぐような形となっていた。

敷田責任審判は「セカンドベースのところで、走者と野手が接触していますが、妨害とはいたしません。よってアウトです」と場内マイクで説明。

納得できない岡田監督はその後、約5分間にわたって猛抗議していた。審判陣に判定についての説明を求めたが、最後はしぶい表情でベンチに引き下がっていた。

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