巨人アルベルト・バルドナード投手(30)がヤクルト村上に1発を浴びるなど4失点(自責3)を喫した。来日初登板となった7月15日ヤクルト戦(神宮)では失点も、以降は13試合連続で無失点。約2カ月ぶり、14試合ぶりの失点となった。

1点リードの6回からマウンドへ。先頭の山田を内角直球で見逃し三振に仕留めて迎えた村上の打席だった。カウント3-2からの7球目、真ん中外寄りの153キロ直球をバックスクリーンに同点弾を運ばれた。続く5番サンタナに内野安打を許し、捕手大城卓の捕逸もあり2死二塁。ここで7番長岡の右中間に上がった飛球を中堅丸がダイビングキャッチを試みるも及ばず、勝ち越しの適時二塁打を許した。8番古賀に四球を与え2死一、二塁としたところで田中千と交代した。

この日は先発予定だったグリフィンの発熱により、ビーディが緊急先発し3回を無失点。4回から松井も無失点の好投を見せバトンを受けたが、逆転を許す悔しいマウンドとなった。