優勝マジック「2」で迎えたオリックス。19日のロッテ戦の試合後、今季新加入した森友哉捕手(28)の率直な思いを聞いた。

大阪桐蔭卒業まで過ごした、地元大阪の街で迎える大一番に「うれしいですね」とにっこり。

昨オフに西武から国内FA権を行使した森は、移籍時の会見で「3連覇に貢献できるように頑張りたい」と誓った。

19日も「3連覇が目標」と語り、優勝だけを意識した。「地元に帰って1年目で(優勝まで)あと1歩まで来ている」。ここまで勝利を積み重ねられたことへのやりがいを、口にした。

移籍1年目の今季は、若月健矢捕手(27)と出場機会を争い、96試合に出場。捕手として52試合で先発マスクをかぶり、守備では、キャリア初の無失策と捕逸0を継続している。打率は2割9分1厘、16本塁打、60打点、得点圏打率は3割8分5厘を記録。

「1年間頑張って良かったなと思っています」

大阪・堺市出身で小学6年でオリックスジュニアで優勝した。同チームに所属経験のある現役選手では、NPB最多出場数を誇る。西武時代の18、19年には、若くして2連覇に貢献した男は、故郷で錦を飾る。【中島麗】

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