阪神佐藤輝明内野手(24)が自己最多タイの24号ソロを放ち、シーズンを締めた。4番大山が先制の19号2ランを放った直後の初回2死で、ヤクルト高橋の147キロ直球を初球打ち。完璧に捉えた当たりは、右中間へと着弾した。
「大山さんがいい雰囲気をつくってくれたので、自分も積極的に打ちにいくことができました。直球をしっかりとスイングできた」
1年目の21年以来、自己最多タイの1発。大山&佐藤の「OSアベック弾」は通算10度目だが、2者連続での達成は初と初回からド派手に暴れた。9回も左前打を記録。レギュラーシーズン最終戦をマルチ安打で終えた。
一方、守備では悔いが残った。1点リードの9回1死二塁で塩見の三塁ライン際の打球を処理できず、この試合2つ目の失策を記録。チームはサヨナラ負けを喫した。
今季132試合で打率2割6分3厘でリーグ3位の92打点の結果を残した。2軍落ちも屈せず、終盤にかけて本塁打を量産。来季こそはタイトルをと期待を抱かせた。優勝の立役者の1人としてチームに貢献してきた男は「何はともあれ優勝したので、それはよかったんじゃないですかね」。好調を維持し、CSも欠かせない存在としてチームをけん引する。【三宅ひとみ】
▼佐藤輝の本塁打ペース 新人だった21年は開幕2戦目で初アーチを放つなど6月末までに19本塁打。だが7月以降は大幅ペースダウン。8月には野手最長となる59打席連続無安打など打撃不振に陥り、7月以降は5本しか打てなかった。22年は4月7本、5月5本と順調だったが、6月以降は8本に終わった。今季は初アーチこそ過去最遅の開幕20試合目で、6月は1本だけと苦戦した時期もあったが、徐々に盛り返し、9月は7本を放つなど、過去2年と違い、7月以降に計15本と後半戦に量産した。



