ロッテ沢村拓一投手(35)がブルペンデーの先発を託され、初回を3者凡退に抑え次の投手につないだ。

「予告先発が出てから、いろいろな人から『先発するんだね』と連絡をくれて、普段何も言ってこないチームの仲間も『頑張って下さい!』と言ってくるので変な緊張感の中で今日を迎え、緊張しまくって球がまったく走りませんでした」。

先頭の福田に左前打を許すと、宗を中飛。中川圭は2-2から146キロスプリットで空振り三振を奪った。最後は森を145キロスプリットで二ゴロ。「でも次につなげることが出来て良かったです」。1回1安打無失点。表情を変えぬまま、2番手の横山陸人投手(22)にリレーした。

先発登板は同じくブルペンデーだった巨人時代の20年7月25日ヤクルト戦(神宮)以来約3年ぶり。先発予定だったサンチェスが練習中に右肩違和感を訴えた先発回避による緊急登板だった。

チームは1回2死一、二塁から、山口航輝外野手(23)の右前適時打で先制した。

【動画】ロッテ沢村拓一、緊張でこわばる表情…3年ぶり先発でスプリット冴えわたる

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