オリックスが12失点で大敗した前日から一夜明け、投打のヒーローの奮闘で連敗を2で止めた。

先発の山崎福也投手(31)が6回4安打1失点の好投で11勝目。打っては杉本裕太郎外野手(32)が、4回に勝ち越しの15号ソロ、9回にもダメ押しの16号ソロを放ち勝利に貢献した。

中嶋聡監督(54)は2人をねぎらいつつも、愛ある一言を忘れなかった。今季プロ初の2ケタ勝利を挙げた山崎福には「連敗止めてくれたり、いろいろしてますけども、やっぱりひ弱なところが見えていた。ひ弱というか、福也の一番悪い部分が消えつつ、勝ってきたのかなと思います」と成長を認めつつ「まあ、でもいつ(悪い部分が)出るか分かんないけどね」と付け足し。杉本にも「しっかり仕留めるというか、1発で仕留められたのは非常にいいんですけど。あさって(9日のソフトバンク戦)見ましょ、分かんないからね。いいはずなんだけどっていう」と2本のアーチをほめつつも、継続を期待した。

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