ソフトバンクが土俵際で踏みとどまった。1敗で迎えたCS第2戦でロッテに勝利。1勝1敗に持ち込み、ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた。

1回表に近藤健介外野手(30)の左前適時打で1点を先制した。その裏に同点とされたが、3回に3番柳田悠岐外野手(35)、5番中村晃外野手(33)がタイムリーを放って2点を勝ち越した。

投げては先発の有原航平投手(31)が6回を5安打1失点。初回に1点を許すも、2回以降は二塁すら踏ませない好投を見せた。今季はロッテ戦で3戦3勝、防御率2・11。好相性ぶりをポストシーズンでも発揮し、日本ハム時代の19年から自身ロッテ戦9連勝で、CSファーストステージ敗退の危機を救った。

1勝1敗で迎える16日の第3戦は和田毅投手(42)が先発マウンドに上がる。引き分け以下でCS敗退が決まり、勝利しか許されない大一番。ベテラン左腕にチームの命運が託される。

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