勝った方が優勝の大一番で大経大が敗れた。07年秋以来、16年ぶりの優勝はならなかった。

1回戦で8回を好投したエース津田淳哉投手(4年)が中1日で先発した。だが立ち上がりを攻められ3失点。その後立ち直り、5回まで無失点に封じたが、いきなりの3点は重すぎた。「体は大丈夫でした。初回がすごく悔しいです。本当に…。(大商大に)昨日の勢いそのままで来られてしまった」と首を振った。

4年になって急成長。最速は152キロ。試合を作る投球術も身につけ、チームを優勝争いに導いた。「常にプロ(のレベル)だけを考えてやってきました。3年まで2勝しかできなかったのが、1年で8勝できた。チームを勝たせられる投球が少しはできたので、そこが成長と思います。将来は応援される選手になりたい」。自信を持って26日のドラフト会議を待つ。