広島がサヨナラ負けを喫し、CS敗退の瀬戸際に追い込まれた。

先発大瀬良大地投手(32)は、立ち上がりからフルパワーで力投。1回、阪神の3番森下を150キロの速球で空振り三振に取りほえた。3回には森下に左翼フェンスギリギリの大飛球を打たれた瞬間、マウンドでしゃがみ込んだ。5回2死一、二塁のピンチに中野を三振に打ち取ると拳を力強く握った。2回に味方失策で1点を失ったが、感情をあらわにする熱投ぶりで、7回5安打1失点(自責0)と先発の仕事を果たした。

打線は1回に小園海斗内野手(23)の適時打で先制したが、その後は阪神投手陣を攻略できなかった。

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