阪神中野拓夢内野手が日本シリーズでの逆襲を誓った。広島とのCSファイナルステージ3戦で11打数1安打。今季164安打でセ・リーグ最多安打に輝いたヒットマンは苦戦を強いられた。20日の同戦の第2打席で放った遊撃への内野安打も会心の当たりではない。まだ戦いは続く。「また新たな気持ちで」と心機一転、28日から始まる決戦へ向かうつもりだ。

「このCSで貢献することができなかったので、日本シリーズではチームにいい形で貢献して、もっともっといい雰囲気の中でやっていければ勝てると思う」と日本一だけを見据えた。CSではロースコアの接戦を勝ち抜いてきたが、つなぎ役の2番が機能すれば大量得点の可能性も高くなる。「もう1回、気を引き締めるところは引き締めてやっていければ」と慢心なく準備を進め、頂上決戦で暴れてみせる。

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