DeNAが「ポスト宮崎」として、明大・上田希由翔内野手(4年=愛知産大三河)を上位候補でリストアップしていることが23日、分かった。大学屈指の強打者で、大学日本代表にも選出。8月の高校日本代表との壮行試合では、右中間席へ特大の1発を放った。リーグ戦通算83試合に出場し、96安打、打率3割1分2厘、10本塁打。74打点と勝負強く、11盗塁と俊足も兼ね備える。

26年ぶりのリーグ優勝に向け、内野手の強化は補強ポイントに挙がる。三塁の不動のレギュラーを務める宮崎は、打率3割2分6厘で自身2度目の首位打者を獲得。球界屈指のバットコントロールは健在だが、将来的に宮崎の後継者は必要となる。今秋ドラフトは大学生投手が豊作。即戦力の野手は希少価値が高く、他球団も上位候補に挙げることが予想され、慶大・広瀬隆太内野手(4年=慶応)らも注視する。

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