阪神岡田彰布監督(65)は、26日の「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」の1位候補として「右投手」を指名する可能性を示唆した。25日、都内のホテルで行われたスカウト会議に参加。予定通り1位は公表しなかったが、右腕では最速155キロの中大・西舘勇陽投手(4年=花巻東)が有力とみられる。他球団の動向をチェックしつつ、ギリギリまで熟考を重ねる。

  ◇  ◇  ◇

◆阪神VS巨人ドラフト最上位1回目入札での競合 阪神と巨人が競合したのは過去8度あった。初対決は66年1次ドラフトで、江夏豊(大院大高)に競合。計4球団が入札したが、阪神が獲得した。92年には松井秀喜(星稜)にともに入札したが、4球団の争いを制したのは巨人の長嶋茂雄監督だった。また昨年は浅野翔吾(高松商)を巡り、阪神VS巨人が史上初の一騎打ち。原監督と岡田監督がくじ引きに臨み、原監督が当たりくじを引き当てた。