オリックスは投打かみあわず、日本シリーズ初戦を落とした。

先発の山本由伸投手(25)が予想外の乱調だった。5回に今季ワーストの1イニング4失点で先制を許すと、6回も立ち直せず。9番坂本に二塁打を打たれて、この日6点目を失ってKO。2番手の山田も1点を失い、この回3点の追加を許した。5回2/3を投げて10安打浴び、自己ワーストタイの7失点。自責7は自己ワーストと本来のピッチングが見せられなかった。

打線も4回まで阪神先発村上の前に完全投球を許すなど抑え込まれた。森友哉捕手(28)が5回にチーム初安打となる天井直撃の二塁打を放ったが、得点にはつながらず。山本の7失点が大きく響いた。

中嶋聡監督(54)が指揮を執ったこれまでの日本シリーズではワーストタイの7失点。本拠地・京セラドーム大阪で黒星発進となった。それでも昨年は2敗1分けから4連勝し、日本一に立った。第2戦以降の巻き返しを図る。

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