39歳7カ月のオリックス守護神平野佳寿投手が1点リードを守り切り、日本シリーズの史上最年長セーブをマークした。

9回先頭代打原口を歩かせ、近本の二ゴロで1死二塁と同点のピンチを背負った。だが、ここからが日米通算250セーブ右腕の真骨頂。中野を空振り三振に斬り、森下は歩かせたが、続く大山もフォークで空振り三振に切ると大きくほえた。中嶋監督も「本当の意味でしびれました」と振り返ったギリギリの勝負で、大ベテランが貫禄を見せた。

 

▼オリックス平野佳が21年<5>戦以来のシリーズ通算2セーブ目。

平野佳は39歳7カ月で、88年<1>戦東尾(西武)の38歳5カ月を抜くシリーズ最年長セーブとなった。

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