上原浩治氏と森繁和氏が5日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。1985年以来、38年ぶり2度目の日本一に輝いた阪神タイガースについてコメントした。

 

上原氏は「もうちょっと投手戦になる試合が多くなるのかなと思ったが、点数が入ったなという印象。お互い研究して、先発の山本投手が初戦にやられて、次、登板してやり返した。逆に阪神は2戦目宮城選手にやられた。意地の張り合いが見えた試合だった」とコメントした。

森繁氏は「岡田監督が言っていましたけど、38年ぶりと言っていましたけど、38年前に私は負けたんです、西武が。それから38年経ったかと、そういうイメージで見てました。ノイジーのホームラン、期待していない人に打たれた。山本が初戦で負けた、その後の6戦目で勝ちましたよね。その後の宮城のプレッシャーはすごいきついものがあったんじゃないかなと思って見てました」とコメントした。

両チームが3勝3敗で並んだ関西ダービーの最終戦。オリックスは2年連続、阪神は38年ぶりの日本一を目指して激突。試合は、阪神が4回にノイジーが左翼へ先制3ラン。5回にも2死一、三塁の好機を演出。ここでオリックス先発の宮城を引きずり降ろした。代わった2番手の比嘉も3番森下、4番大山、5番ノイジーが3連打と阪神打線の勢いは止まらず。リードを6点に広げた。投手陣も総力戦でリードを死守。阪神が激闘を制して、38年ぶりの日本一をつかんだ。