日本ハム新庄剛志監督(51)が、今オフにポスティングでの米球界挑戦を表明した上沢直之投手(29)に、愛の指南だ。自身も2000年オフに阪神からメッツへメジャー移籍。03年までの3シーズンを2球団で過ごし、マイナー生活も経験した。現在、上沢はポスティング申請時期をうかがっている状況で、12月に渡米予定。米球界経験者が語った移籍先選択のポイントとは-。

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米球界経験者の新庄監督から、海を渡ろうとしているエースへアドバイスが送られた。

ポスティングでの米球界移籍を目指す上沢へのおすすめは、過去、現在を問わず、日本人選手の在籍暦がある球団。「球団の方たちも扱いとか分かっているだろうから、そういう球団がいい」。自身が米球界1年目に在籍したメッツには過去、吉井、野茂らがおり、新庄監督以降も、千賀ら多くの日本人選手が在籍。「『日本人で誰々がいたから、こういう風にしていたよ』みたいなことを、よく教わっていました」と、異国での助けになったことを明かした。

本拠地を置く土地も重要になる。「僕はニューヨークしかイヤでした。オレが楽しまないと。野球はどこに行っても楽しいんですから、私生活でも楽しいところが良かった」。球界のエンターテイナーは、やはり派手好き。「ニューヨークのマンハッタン。試合で打てなかった時でも(街を)歩いていると、ものすごいきれいな女性やファンキーな人たちが、いっぱい歩いていて、幸せだな~と」。メッツ時代に過ごした、世界を代表する大都市の“街歩き”が癒やしになった。

上沢本人は、スプリット契約などのマイナー契約も念頭に置きながら移籍先を探す方針だが、新庄監督は「マイナー契約という話になったら、オレは勧めたくない」と、きっぱり。「本人のために。結果を出して(メジャーに)上がるのって大変なことなので」と、親心を見せた。上沢は「これからどうなるか。今は、しっかり来年に向けて準備することしか出来ない」と、メジャーの移籍市場をにらみつつ、ポスティング申請の時期をうかがっている。【中島宙恵】

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