井端ジャパンが韓国を下し、16日の台湾戦に続く連勝で19日の決勝進出を決めた。投手陣の好投で韓国打線を封じた。

先発した隅田知一郎投手(24=西武)は最速148キロの直球に、決め球のスプリットとチェンジアップを交えた投球が光った。7回を77球、3安打1死球7三振の好投で三塁を踏ませなかった。救援陣もリードを守り切った。

打線は3回に安打と2つの四球で無死満塁の好機をつくると、4番牧秀吾内野手(25=DeNA)の併殺打の間に先制。4回は無死から、6番万波中正外野手(23=日本ハム)が146キロ直球をバックスクリーンに運び追加点をあげた。

17日を終え日本が2勝、韓国と台湾が1勝1敗、オーストラリアが2敗となった。18日は日本-オーストラリア、韓国-台湾が予定されている。日本がオーストラリアに敗れ、韓国と台湾のいずれかが2勝1敗となり勝敗数で並んでも、日本が直接対決で韓国と台湾に勝利している。そのため、この日の勝利で19日予定の決勝戦進出が決まった。

【アジアCS特集ページ】日程・結果・スコア速報!