オリックス来田涼斗外野手(21)ら7人が18日、高知県内で契約更改を行った。

高卒3年目の来田は40万円ダウンの760万円でサイン。今季は開幕スタメンスタートも1軍に定着できず、4試合の出場にとどまった。「開幕スタメンで出られたのは良かったですけど、続かなかった。やっぱり一発で仕留められる確率を上げていかないといけない」。

来季の目標はもちろんレギュラー奪取。明石商の同期、ロッテ中森俊介投手(21)の姿も刺激にした。「やっぱり1軍にいて活躍しないといけない。レギュラーを取れるように。中森も活躍しているので、いい刺激をもらいながら、僕も活躍できるように頑張っていきたい」。

今オフは3年連続でレッドソックス吉田正尚外野手(30)とともに自主トレーニングを行う予定。「正尚さんは長打力と確実性を持ち合わせているので、近くで学んで吸収したい。僕は上体が起きやすいので、そこの部分も修正していきたい」。普段もラインなどで助言をくれる頼れる先輩のもとで、来季につながる濃密な時間にする。

来田、日高、才木、村上、大里、元の6人は、今月25日開幕の台湾ウインターリーグに参加する。(金額は推定)

 

▽日高温己投手(19=現状維持の450万円)「今はもう、球速を上げることを第一に考えています。まずは150キロを常時投げられるようにしたいのが第一にあります」

 

▽川瀬堅斗投手(21=10万円 アップの250万円)「2年連続ケガだったので、今年は1度もケガせず、完走できたので、そこが一番良かった。もうあとがないので、今まで以上に頑張っていかないとなと思います」

 

▽才木海翔投手(23=現状時の240万円)「けがの一年だったと思う。今年の冬で体作りという部分をしっかりして。来年1年はけがなく、腕を振れたらいいなと思います」

 

▽村上喬一郎捕手(22=現状維持の240万円)「春のキャンプで、おっ村上いいな、と思ってもらえるように、自分でも納得したプレーができるようにしたい。そのための台湾のウインターリーグにしたい」

 

▽大里昂生内野手(24=現状維持の500万円)「今年より来年、来年より再来年と。毎年、成績がアップできるように。笑って終われるようなシーズンにしたいです」

 

▽元謙太外野手(21=20万円ダウンの680万円)「1軍で出場できなかったのが一番悔しいですけど、無駄な1年じゃなかったというのは、自分の中で思っています」

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