佐藤輝明内野手(24)が試合前のフリー打撃で柵越えを連発し、決勝での快音を予感させた。

韓国の選手たちがベンチ前でアップを始める中、14スイングで10本のフェンスオーバー。ラスト3スイングは右翼席への3連発で締めた。観客からは徐々にどよめきが起こり、打撃ケージを出ると自然と拍手が送られた。

今大会は3試合で毎試合安打を放ちながらも、13打数3安打で打率2割3分1厘。本塁打を含め、長打はまだ生まれていない。

前日18日のオーストラリア戦では「5番DH」で出場。最終5打席目で角度のついた中飛を放ち、井端監督から「打球は最後にいい感じで上がったので、あれを1打席目からいってくれればいい形になると思う」と期待されていた。

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