阪神渡辺諒内野手(28)が20日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、250万円減の3750万円でサインした。

日本ハムからトレードで移籍した1年目の今季はスタメン三塁や代打で59試合に出場。日本シリーズ第1戦では「7番DH」で起用され、オリックス山本から先制V打を放つなど、日本一に貢献した。本人はこの1年を「チームは日本一になったけど、個人としてはダメだったので悔しかった。日本シリーズは初めてでしたし、良い経験になりました」と振り返った。

オフは鳴尾浜、甲子園で体を動かしながら、来年1月はソフトバンク近藤との自主トレに参加予定。「今年1年、申し訳ない打席が続いていたので、来年こそは良い結果を出してファンを喜ばせられたらなと思います」と引き締めていた。(金額は推定)