プロ野球のオーナー会議が22日、東京都内で開かれ、「オイシックス新潟アルビレックスBC」の来季からのイースタン・リーグ参加が正式に承認された。詳細な日程は今後詰めるが既存の12球団が新潟で3試合以上を行うことも決まった。正式決定を受け、池田拓史社長(42)が新潟市内で取材対応。35人の選手確保ができている現状と、今後、開幕までに球団経営の安定化などの課題消化に努める意思を明らかにした。

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オイシックスの来季からのNPB2軍戦への新規参加が、「ハヤテ223(ふじさん)」(静岡市)とともに正式に承認された。球団取締役会の最中にNPB側から電話連絡を受けたという池田社長の表情に安堵(あんど)感はなかった。「光栄で、ありがたいお話」と受け止めながら、「ご迷惑をかけられない。責任を持って経営していかなければ」と緊張感を漂わせた。

9月にファーム参加の内定をもらっていた。その後、経営面、県内の球場使用、練習環境など内定時に挙げられた課題消化の作業が進んだ。その中で選手確保には一定のメドがたった。20日に球団独自トライアウトを開催。既存の選手、NPB経験者数人を含めて「35人前後の確保が見えている状況」(池田社長)と目標にしている40人に近づいた。

オーナー会議ではNPB既存の12球団が静岡と新潟でそれぞれ3試合以上を行うことも決まった。12球団全てが新潟で試合をすることになる。その基盤になる使用球場はホームゲームの50%をハードオフ新潟で行う予定と固まってきた部分は多い。球団経営では、池田社長は10月に食品通販大手のオイシックスがメインスポンサーについたことが「評価された」と話した。年間140試合中、70試合を主催、運営する予算の確保はこれから。室内練習場など環境整備も並行して進めなければならない。

今後も毎週、進捗(しんちょく)状況をNPB側に報告し、来年1月のNPB実行委員会では選手の獲得、契約状況について報告することになる。「内定をもらった時と気持ちは同じ」と池田社長が言うように、ハードルを越えながら来春の開幕に備える。【斎藤慎一郎】

◆新潟県出身のDeNA南場智子オーナー「地元でみんなが愛する球団ができるのはとてもいいこと。全体として盛り上がるように、他の球団とも協力してやってまいりたい」