阪神村上頌樹投手(25)が初のセ・リーグMVPに輝いた。都内で行われたNPBアワード内で発表された。

新人王とのダブル受賞は80年木田勇(日本ハム)、90年野茂英雄(近鉄)以来の3人目で、セ・リーグでは初の快挙。前年まで未勝利投手のMVPは、新人以外ではプロ野球史上初の快挙となった。

記者会見での一問一答は以下の通り。

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--受賞しての感想は

「まさか自分がとるとは思ってなかったので、とても光栄な賞なのでうれしいです」

--実感は

「他にもたくさんいい選手がいるので、その中で一番になれたことはうれしいですし、これからもまた大事だと思います」

--新人王との同時獲得はセ初

「初めてってことで、プロ野球では野茂さん以来で、そこに名を刻めたのはよかったなと思います」

--全試合で初回無失点

「そこは、準備をしっかりしてるので。坂本さんと話し合って、毎イニング初回を上がっているので、こういう結果になったかなと思います」

--今年変えたことは

「メンタル面であったりとか、そこが青柳さんと話し合って、そこが一番変わったかなと思うので、そこです」

--WHIPもセ歴代最高

「なるべく無駄なランナー出さないようにとバッテリーで話し合っていたので、そういう数字になったかなと思います」

--来季タイトルは

「タイトルは一番目標にしてる防御率があるので、2年連続とれるようにやっていきたいです。今年以上の成績を求めてやっていきたいし、10勝以上と防御率ももっと下げていきたいなと思います」