オリックス山本由伸投手(25)が3年連続のMVPに輝いた。「続けて活躍できるというのは、1つ大事にしていることなので、すごくうれしく思います。また次は新しいステージに行くので、そこでまた活躍できるように、頑張っていこうと思います」。球界のエースは今オフ、ポスティングシステムで大リーグに挑戦。NPB最後の年も投手4冠、沢村賞を始めタイトルを独占した。

パ・リーグMVPの3年連続受賞は、76~78年の山田久志、94~96年のイチロー以来3人目の快挙。「野球界の大先輩、オリックスの先輩でもあるので、3年連続ということ、同じことができたのはすごくうれしい」。プロ1年目のほっともっと神戸での新人合同自主トレ時、現役時代のイチロー氏の自主トレがちょうど重なった。直接の接点はないが、子どもの頃は米国での活躍をニュースでも目にし「もうスーパースターです」と即答した。

大リーグでプレーを続ければ、イチロー氏と対面する可能性もある。「イチローさんはやっぱりみんなが憧れてると思いますし。僕ももちろんその1人なので。少しでも近づけるように頑張りたい」。次は山本が海の向こうからニュースを届ける番だ。

日本球界でやり残したことを聞かれると、素直な思いを話した。「やり残したことはないとは言い切れませんが、かなり順調なプロ野球生活を送れているかなとは思います」。伝説のスターのように、大リーグでも足跡を残す。【磯綾乃】