オリックスの新入団会見が30日、大阪市内のホテルで行われ、ドラフト1位の上田西・横山聖哉内野手(18)は、憧れの背番号をつけることになった。
走攻守そろった大型遊撃手が袖を通したのは、オリックスの「34」。自身が目標とするレッドソックス吉田が背負っていた番号だ。「本当に活躍しているスターの番号もいただいた。期待されているのが分かる。期待に応えられたら一番」。緊張の面持ちで壇上に座っていると、背番号を見た中嶋監督から「久しぶりに見たな」と声をかけられた。「プレッシャーを力に変えてやっていきたい」。襟を正し、気持ちを新たにした。
同じ左打ちで小さい頃から映像を見て、打撃フォームも参考にした。「飛距離が1人だけ違うなというところに魅力を感じました」。仮契約時には吉田のサイン入りバットをもらうと、1回も振ることなく自宅に大事に飾っている。「入寮する時に持っていこうかな」と憧れの存在だが、夢はそこでとどまらない。
「自分にも自分らしさがある。吉田選手をまねするんじゃなくて、自分の形を貫いて同じような選手になりたい。ゆくゆくは目標とされる選手になりたい」。エンゼルスFAの大谷がWBCで残した名言「憧れるのをやめましょう。憧れてしまったら超えられない」を体現? いつかは吉田のように、そして吉田を超えて、憧れられる唯一無二の選手になる。【磯綾乃】
○…ドラフト1位横山と同7位権田の母校、上田西から強力な“援軍”が駆け付けた。同校の新聞委員会編集局の金井茉優さん、田村さくらさんが入団会見に参加。金井さんがお互いの印象について聞くと、横山は「かっこいい」、権田は「体が大きい」と返答。さらに金井さんは、中嶋監督へも臆せず質問し「(横山は)打つ方ではパワーがある、思い切りの良さ、魅力のある選手。(権田は)大舞台も踏んでますし、本当に期待したい選手」と答えを引き出していた。



